KoeType プライバシーポリシー(macOS 版)

アプリ名:KoeType(macOS) / 事業者:和田デジタルラボ / 施行日:2026年7月16日 / 最終改訂:2026年8月26日

この文書は macOS 版についてのものです。iOS / iPadOS 版は仕組みが異なるため、別の文書をご覧ください。macOS 版は App Store ではなく当方が直接販売しています。
本アプリは、既定で音声認識を端末内(オンデバイス)で完結します。ユーザーが明示的にクラウド機能を選んだ場合を除き、音声や文字が端末の外に出ることはありません。アカウント登録・ログイン不要広告・トラッキングなし

1. 基本方針(オンデバイス優先)

音声認識・整形は既定で端末内だけで動作します。設定の「プライバシーモード」をオンにしている間は、音声・文字・画面の内容・その他の入力内容は一切外部に送信されません(Apple のオンデバイス音声認識・整形のみを使用)。macOS版の「ディープコンテキスト」(3-3)を併用していても、画面から読み取った内容が外部へ出ることはありません。会議モードも設定の認識エンジンに従い、オンデバイス選択時は会議の音声も端末外に出ません。

例外はひとつだけです。macOS版では、プライバシーモードがオンのときも、ライセンスが有効かどうかを確認する通信だけは行われます(3-4)。この通信に、音声・文字・辞書・画面の内容は一切含まれません。

2. 取得・処理する情報と利用目的

本アプリは、文字入力機能の提供を目的に次の情報を処理します。特記なき限り端末内にのみ保存し、外部送信しません。上表の情報を当方のサーバーへ収集することはありません(macOS版のライセンス確認のみ例外=3-4。そこへ届くのはライセンスキーと端末の識別子だけで、音声・文字・辞書・画面の内容は一切送信しません)。

情報目的保存場所
マイク音声音声を文字に変換(文字起こし)認識に使用・録音履歴として端末内。既定で外部送信しない
認識テキスト入力先へ挿入・整形端末内。既定で外部送信しない
辞書・定型文(スニペット)・カスタムモード・整形ルール表記の統一・定型文入力・整形調整端末内(クラウド機能を選んだ場合の送信は 3-1・3-2)
録音履歴(音声・書き起こし)結果の見返し・コピー端末内(保存期間設定・削除の対象)
キーボード変換学習・利用統計変換精度向上・利用状況の確認端末内
修正して学習の内容(入力された文と、直したあとの文)〔macOS版〕同上端末内。ただし「学習候補を抽出」を押したときに限り、プライバシーモードがオフなら Claude へ送信して取り出します(3-2)。オンのときは端末内の文字比較だけで行い、送信しません
クリップボード(文字を入力先へ挿入するときに一時的にお借りします)認識した文字を入力先へ貼り付ける端末内。挿入の前後だけ一時的に使い、元の内容は挿入後にお戻しします(3-6)
診断ログ不具合の切り分け端末内。入力文章・変換内容の中身は記録しない
APIキー(クラウド機能利用時にユーザーが入力)クラウドサービスへの認証端末の Keychain。当方・第三者は取得しない
ライセンスキー・端末の識別子(macOS版の有料ライセンス登録時)契約が有効か、登録台数の上限内かの確認キーは端末の Keychain。確認のため当方のライセンスサーバーへ送信(3-4)

3. 端末の外へ送信されるもの

本アプリから端末の外へ通信が発生する場面をすべて挙げます。3-1〜3-3 は任意のクラウド機能で、ユーザーが明示的に有効化し、自身の API キーを登録した場合にのみ動作します(オンデバイスのまま、またはプライバシーモードがオンの間は発生しません。ただし「音声ファイルの文字起こし」の「議事録にまとめる」は、認識エンジンの選択にかかわらず、ボタンを押したときだけ動きます)。3-4 は macOS版のライセンス確認で、こちらはプライバシーモードがオンでも行われます。3-6 は端末の外への送信ではありませんが、macOS の機能によって近くの端末へ渡りうるため、あわせて記載しています。

クラウド機能は、お客様が明示的に有効にしたときだけ動きます。3-1〜3-3 は、設定でクラウドを選び、ご自身の API キーを登録した場合にのみ動作します(3-3 のディープコンテキストも既定はオフです)。macOS 版には送信先ごとの同意画面はありません。クラウドへの送信を止めるには、設定でオンデバイスの認識・整形に戻すか、「プライバシーモード」をオンにしてください(第4項)。

3-1. クラウド音声認識(ElevenLabs Scribe)

認識エンジンに「ElevenLabs Scribe」を選び API キーを登録したとき、api.elevenlabs.io へ送信されるのは録音した音声データと、残りクレジットを表示するためのお客様の API キーだけです。

送信しないもの辞書に登録した語(「認識ヒント」の表記も読み(かな)も)、定型文(スニペット)の合言葉と本文音声コマンドの言い回し「ディープコンテキスト」で画面から抽出した語置換ルールの置換前の読みと置換後の表記(置き換えは、書き起こしが返ってきたあとに端末の中で行います)、アカウント情報(本アプリはアカウントを持ちません)。

2026年8月までは、辞書に登録した語・定型文の合言葉・音声コマンドの言い回し・ディープコンテキストで抽出した語を「認識ヒント」(keyterms)として一緒に送っていました。効きめを確かめられないまま、ご登録のお名前などが話題と関係なく毎回送られていたため、送るのをやめました。辞書も置換ルールも、書き起こしが返ってきたあとに端末の中で適用されます。

3-2. Anthropic Claude(api.anthropic.com)へ送信されるもの

Claude へ送信されるのは次の3つの場面です。いずれもプライバシーモードがオンの間は行われません。

議事録を作るときに送信するのは、書き起こした全文と用語集です。用語集の範囲は、整形のときと同じです。音声そのものは送信しません(送るのは文字起こしのテキストだけです)。

整形のときに送信するのは、認識テキストと用語集(辞書の「認識ヒント」の表記および有効な置換ルールの置換後の表記)です。あわせて、選んでいる整形モードの指示文を送信します——ご自身で「カスタムモード」を作って選んでいる場合は、そこにお書きになった指示文がそのまま送信されます(アプリに組み込まれたモードの場合は、アプリに固定で入っている指示文です)。さらに同音異義語の照合リスト(「意向/移行」のような取り違えを直すための、2〜4字の漢字熟語だけの一覧)を送信します。この照合リストは、「ディープコンテキスト」がオンのときだけ入力先の本文から取り出します(3-3)。オフのときは送信しません。

送信しないもの音声そのもの、辞書の読み(かな)。macOS版で「ディープコンテキスト」がオフのとき(既定)は画面に表示されているテキストを一切送信しません

3-3. ディープコンテキスト(既定はオフ)

macOS版には、認識と整形の精度を上げるためにいま入力しようとしている場所の文脈を参考にする「ディープコンテキスト」という設定があります。既定はオフで、ユーザーが自分でオンにしたときだけ動作します。オンにすると録音を開始した瞬間に、入力先のアプリから「前面アプリの名前・ウィンドウのタイトル」「カーソル周辺のテキストの抜粋(最大 800 文字)」「そこから抽出した語(最大 40 語)と同音異義語の照合用の漢字熟語」を読み取ります。読み取りは端末内で行われ、クラウド機能を使っていなければ(またはプライバシーモードがオンなら)端末の外へは出ません。

クラウド機能を選んでいる場合の送信先は次のとおりです。Anthropic(Claude)へ:アプリ名・ウィンドウのタイトル・抜粋(最大 800 文字)・同音異義語の照合リスト。ElevenLabs(Scribe)へ:抽出した語(最大 40 語)と、アプリ名・ウィンドウのタイトルから取り出した語。

パスワード欄では読み取りません。入力先がパスワード入力欄(セキュアテキストフィールド)のときは、文脈を一切取得しません。この設定をオフにすると、これらの読み取りと送信は完全に停止します。

3-4. ライセンスの確認

macOS版の有料ライセンスを登録すると、本アプリは契約が有効かどうかを当方のライセンスサーバーwadadigitallab.com・HTTPS)に確認します(起動時や定期的なタイミング)。送信するのはライセンスキー端末の識別子機種名(例:MacBookPro18,3)・アプリの識別子(koetype)です。「端末の識別子」は、この Mac のハードウェア識別子から計算した不可逆な文字列(SHA-256 ハッシュ)で、元の識別子を復元することはできません。契約の登録台数の上限を数えるためだけに使います。

送信しないもの音声・書き起こしテキスト・辞書・画面の内容・APIキー。これらがライセンスサーバーへ届くことは一切ありません。この確認はプライバシーモードがオンのときも行われます(プライバシーモードは「音声や文字を外部へ出さない」ための設定であり、契約の確認そのものを止める設定ではないためです)。オフラインでも一定期間は続けて利用できます(猶予期間)。

購入時の情報について:macOS版の購入手続きは決済代行の Stripe が処理します。クレジットカード番号などの決済情報は Stripe が取り扱い、当方が受け取ることはありません。当方は契約の管理のために、Stripe から通知される契約の状態・ライセンスキー・連絡先メールアドレスを保管します。

3-5. 送信先各社での取り扱い(3-1〜3-3)

クラウド機能では、データはお客様ご自身が登録した API キーを用いて各社へ直接送信されます(当方のサーバーを経由しません)。当方は、送信先である ElevenLabs 社および Anthropic 社の利用規約・データ処理契約(DPA)・公開ドキュメントを確認し、両社が本ポリシーと同等以上のデータ保護を提供していることを確認しています。両社とも、EU 標準契約条項(SCC)を含む GDPR 対応の DPA を公開し、再委託先(サブプロセッサー)の一覧を公表しており、各再委託先に対して自社の DPA と実質的に同等以上の保護義務を課すことを契約上定めています。

Anthropic(AI整形・議事録/api.anthropic.com

ElevenLabs(クラウド音声認識 Scribe/api.elevenlabs.io

(各社に関する記述は、2026 年 7 月 31 日時点の各社公開文書に基づきます。各社が方針を変更する可能性があるため、最新の内容は各社のサイトをご確認ください。)

3-6. クリップボード(端末内の一時利用。近くの Apple 端末へ渡ることがあります)

認識した文字を入力先へ入れるとき、本アプリは macOS のクリップボード(コピー&ペーストの置き場)を一時的にお借りすることがあります。お借りする前の内容は退避し、挿入が終わったらお戻しします(1秒とかかりません)。お借りしているあいだは、クリップボード履歴アプリに記録されないための印(nspasteboard.org の規約に基づく ConcealedTypeTransientType)を付けています。ただしこの印は、規約に従うアプリにだけ効くもので、クリップボードを読むすべてのアプリに対する保証ではありません。

戻せない内容(画像・ファイル・書式付きテキストなど)が載っているときは、クリップボードに一切触れず、文字を直接打ち込む方法に切り替えます。ただし例外が3つあります——文字が入力先に入らなかったとき音声コマンドの「アットマークコピー」を使ったときパスワード入力欄と判定したときは、文字をお届けする手段がクリップボードしかないため、何が載っていても上書きします(上書きしたときは、その旨を画面でお知らせします。「アットマークコピー」はご自身で選ばれた操作のため、この断りは出しません)。

これは端末内の処理で、当方や第三者のサーバーへ送信されるものではありません。ただし、macOS の「ユニバーサルクリップボード」(同じ Apple アカウントでサインインした近くの iPhone・iPad・Mac とクリップボードを共有する Apple の機能)を有効にしている場合、クリップボードに置かれた文字が、その近くの端末へ渡ることがあります。これは Apple の機能によるもので、本アプリが送信するものではありません。止めたいときは、macOS の「システム設定 → 一般 → AirDrop と Handoff」で Handoff をオフにしてください。

なお、パスワード入力欄と判定した場所へは、本アプリは文字を入力しません。そのときの文章はクリップボードに残しますが、上記の記録させない印を付けたうえで、約1分後に自動的に消去します

4. 保存期間と削除

録音履歴は設定「履歴の保存期間」(日数・「ずっと」も可)に従い、期間超過分は自動削除されます。履歴画面から個別削除も可能です。辞書・設定・統計も端末内にあり編集・削除できます。アンインストールで端末内データ(Keychain の API キーを含む)は削除されます。ライセンスの記録(3-4。ライセンスキー・端末の識別子・連絡先メールアドレス・契約の状態)は、契約が続く間および法令上必要な期間、当方のライセンスサーバーに保管します。削除をご希望の場合は第7項の連絡先までお申し付けください。

4-1. 同意の撤回(クラウドへの送信を止める)

macOS 版には送信先ごとの同意画面がありません。クラウドへの送信は、設定でオンデバイスの認識・整形に戻すか、「プライバシーモード」をオンにすることで、その時点でただちに停止します。進行中の処理も中止します。停止しても本アプリはそのままお使いいただけます(端末内での認識・整形に切り替わります)。

進行中の処理(長い文章を分割して順に送信するもの)も中止します。クラウドへの送信を止めても、本アプリはそのままお使いいただけます。

端末内のデータの削除は上記のとおりです(録音履歴=「履歴の保存期間」の設定と履歴画面からの個別削除、辞書・定型文・設定・統計=各画面から編集・削除、すべてまとめて=本アプリのアンインストール)。ライセンスの記録の削除をご希望の場合は第7項の連絡先までお申し付けください。

すでに送信済みのデータの削除は、送信先各社側で行っていただく必要があります(当方は各社のサーバーに保管されたデータを削除する権限を持ちません)。Anthropic:お客様が送信した入力と出力は、受信または生成から 30 日以内に自動的に削除されます(例外は 3-5 に記載)。ElevenLabs:保持された音声・書き起こしは、ElevenLabs の API またはアカウント設定からいつでも削除でき、アカウントごと削除することもできます。あわせて、今後の学習への利用は「Terms and privacy」→「Data use」→「Improve the models for everyone」をオフにすることで停止できます(3-5)。

5. 第三者提供・広告・トラッキング

データを第三者に販売・提供しません(第3項でユーザーが選んだ送信先へ機能提供目的で送る場合、および決済処理のために Stripe を利用する場合を除く)。広告表示なし、アプリ・ウェブをまたぐトラッキングなし。第三者の解析・広告・トラッキング SDK を組み込んでいません。

6. お子様・セキュリティ・改定・準拠法

本アプリはお子様を対象としません。API キーと macOS版のライセンスキーは Keychain に保管し、クラウド通信および macOS版のライセンス確認の通信は HTTPS で行います(ただしインターネット送信・保管の安全性を完全には保証できません)。法令変更・機能追加に応じて本ポリシーを改定することがあり、重要な変更はアプリ・公開ページで告知します。本ポリシーは日本法(個人情報保護法/APPI を含む)に準拠します。現時点の配信地域は日本を予定しており、将来 GDPR・CCPA 等の対象地域を含める場合は当該法令に応じた開示を追記します。

7. お問い合わせ

事業者名:和田デジタルラボ / 連絡先:wadadigitallab@gmail.com